最近ますます発酵食品にはまっている村長アキですが、ついに魚介系の発酵食品に挑戦してみました。
それが今回の記事名にもあるイカの塩辛です。
私も知らなかったのですが、イカの塩辛もれっきとした発酵食品らしいのです。
イカの持っている微生物や酵素で自身を発酵させることで長期保存できるようにした保存食がイカの塩辛です。
これまでの発酵食品に比べると少し作るのが手間なのですが、その分おいしいものができるとワクワクしながら作ってみました!
今回は作り方をご紹介したいと思います。
出来た物の紹介
早速ですが完成品をご覧ください。
これでイカ4杯分になります。
意外とこじんまりしてしまうんですね。
ですが色とかがいい感じなので食べるのが楽しみです!
- 材料
- イカ
- 塩(いっぱい)
材料はイカと塩だけです。
いっぱいというざっくりとした容量になっていますが、イカの塩辛は保存食なので塩分濃度が高ければ高いほど良いとされています。
ですので味を見ていい塩梅になるようにする必要があります。
数値的にはおそらくイカの重さに対して塩の重さは18%以上ならいいのでしょうが、今回は計算してなかったので上記のとおりアバウトに書きました。
作り方
では作り方をご紹介します。
イカは滑りやすいので、包丁で手を切らないよう気をつけてください。
まずはイカを開きます。
開いたら指で指している部分、墨袋をつぶさないように丁寧にはがします。
これがつぶれてしまうと完成品に影響してしまいますので気をつけてください。
はがし方は摘んで剥がすだけなので、力加減さえ間違えなければ大丈夫です。
ぼやけてますが伝わりますかね?
こんな風にはがれます。
剥がしたらイカを写真のように3つに捌きます。
上からゲソ、頭?、内臓ですね
細かい捌き方は調べてください。
捌いたら頭の皮を剥がします。
次に頭を縦3等分にします。
ここまで捌いたらすべての部分を塩で揉んで一晩冷蔵庫で寝かせます。
このときに、キッチンペーパーの上にイカを乗せてあげると、水分がいい感じに抜けますので、出来ればキッチンペーパーを敷いてください。
塩の目安としてはイカの重量の18%以上らしいですが、今回私はイカが塩で隠れるぐらいとしました。
これで18%以上は超えてるだろうという感です(笑)
そして一晩寝かせたイカがこちらです。
この後、イカのゲソと、3等分した頭をさらに食べやすい大きさに切るのですが、頭部分だけ特別な切り方をします。
まず頭だけ分けてあげます。
そうしたら、包丁を”斜め”に傾けた状態でイカをスライスします。
普通に斜めに切るのではなく、斜めに傾けた状態で包丁の刃を身にいれてあげます。
正直伝えられる自信がないのですが、刃を寝かせるというのでしょうか。写真のように右に傾けて身に刃をいれてスライスするように切ります。
これが出来たらゲソは普通にぶつ切りで大丈夫です。
食べやすい大きさに適当に切ります。
身の処理がこれですべて終わりましたので、最後に内臓の処理です。
処理といっても、内臓を取り出して身に絡めるだけなので簡単です。
内臓部分を手で押し出すようにつぶしてあげると中身が勝手に飛び出しますので、それをゲソと頭部分を入れたボールに入れるだけです。
今回は4杯なので4つありますので、すべての内臓を同じようにつぶしてください。
潰して身に絡ますと色がこのように褐色色に変わります。
これですべての工程が終了です。
このままでも十分おいしいのですが、1週間ほど発酵させるとさらに濃厚な味になるようなので、例のごとく保存食棚に置いて発酵させます。
イカの塩辛は塩分濃度が高いので常温での保存が可能です。
また、常温のほうが発酵が進むので、出来れば常温で保存してください。
念のため数日おきに様子を見るといいでしょう。
完成したイカの塩辛は数年単位で保存が利くそうですので、イカが安いときにまとめて購入して沢山作っておくのもいいですね。
少し駆け足になってしまいましたが伝わっていれば幸いです。
次は完成して食べてみた日記を書こうと思っていますので是非楽しみにしていてください!
以上、イカの塩辛日記でした。
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