藁以外で藁苞納豆が作れるか試してみた(準備編)

納豆っておいしいですよね。
最近ふと納豆が食べたくなりスーパーで買ってみたのですが、数年ぶりに食べた納豆はやはりおいしかったです。

しかし、同時に疑問もありました。

私は以前6キロの大豆を購入しています。

この大豆は諸事情であまり活用できていません。

というのも、指を包丁でさっくり切ってしまい、豆乳などの熱いものを絞れない状態なのです。

しかしこの大量の大豆をどうにかして使わないといけないのですが、納豆なら簡単に作れるのではないか?と思いました。

しかし調べてみると、納豆を作るのには「枯草菌」というカビ菌が必要らしく、これを買うか市販の納豆から培養しなければいけないようでした。

その他にも稲に蒸した大豆を包んだ藁苞納豆という方法でも作れるのですが、この稲が都心部だと手に入れるのに苦労します。

そこで、またまた調査をしてみると、この枯草菌は実はそこら辺の草、とくにイネ科の植物には大量についていることが分かったので、だったら家の近くの草を採取して藁苞納豆を作ってみようと思い立ちました。

今回はそんなお話の前段階編です。

諸注意

今回の記事は、あくまで自己責任で行ったものですので、絶対にまねをしないでください。
これから連載記事になる予定ですが、大変危険なことを行います。
絶対にまねをしないでください。

やること

前ぶりが長くなりましたが、納豆を雑草から作るためにやることは以下の通りです。

  1. 枯草菌のついているイネ科の植物を採取する
  2. 採取した草を徹底的に洗う、消毒する
  3. 草を枯らす(今回はここまで)
  4. 藁苞(大豆を包む入れ物)を作り、それを煮沸消毒する
  5. 大豆を蒸す
  6. 藁苞に蒸した大豆を入れ、40度程度の環境で大豆を発酵させる
  7. 発酵させた後、冷蔵庫等で24時間程度菌を安定させる

完成!

となります。

今回は草を採取して枯らすまでを行いました。

イネ科の植物を採取!

そもそもイネ科の植物って何?と思いますよね。
実はたくさんあって私もわからないことだらけなのですが、例えば代表的なもので芒や荻などがイネ科の植物になります。
もちろんお米もイネ科の植物からとれます。

ただ、ススキは意外と少なく、都心部だと類似の荻などが狙い目ですね。

その他にもこんなのとか

こんなのとか。。。

街を歩いていてイネ科の植物を見かけないほうが難しいぐらいいっぱいありました。

今回私はおそらく「荻」と「ノゲイヌムギ」という2つの植物を採取しました。

おそらく、といったのは、ムギと名の付く植物が多すぎて断定はできませんでした。
ただ、イネ科の植物であることは調査して断定しました。

類似のほかの種族の植物がないことは確認済みなので、ほぼ100%イネ科の植物です。

これらを採取して次の工程です。

徹底的に洗う

まずは徹底的に水や泥、虫などが付いていないかを確認して徹底的に汚れを落としました。

衛生的にどうなの?ということをやっているので今更かもしれませんが、私も「自作納豆を作って死にました」なんて報道はされたくないので、ここら辺は徹底的に行いました。

これらを徹底的に洗い、水を切りまた洗いという工程を何回も行いました。

天日干しして消毒、乾燥、枯らします。

水洗いをしたら次は天日に干して消毒させます。

また、ムギのほうがまだ青い状態なので、見た目的にも嫌だったのと、枯草菌という名前から枯れていたほうがいいかなと思い、しばらく天日干しして草を枯らすことにしました。

そのほうが納豆もおいしそうですしね!

天日干しには以前作った干カゴを活用しました。

おそらく1週間もすれば枯れてくれるだろうと思っていますが、ここは徹底的に乾燥、枯れさせます。
だって青い稲で作った納豆っておいしくなさそうじゃないですか。

ちなみに、天日干しした草は再度水洗いをしてもう一度天日干しさせます。
徹底的に汚れを落として、日光で消毒させます。

今回はここまでです。
次の日記では発酵させる前段階までご紹介できると思います。
実は発酵させるためのいろいろな施策を用意しておりますので、楽しみにしていてください。

それではしばらく納豆日記にお付き合いください。
アキでした。

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