胃が弱ってたので「飲む点滴」と言われる甘酒を作ってみた(炊飯器活用!)

ここ2週間くらい、原因不明の胃もたれが治らない村長です。
もう若くは無いんだな、と実感しつつこのままでは辛いので胃を休ませてあげることにしたのですが、断食は辛いし胃薬も効かないしで困っていました。

そこでふと思い出した「飲む点滴」と言われる甘酒を飲んで胃を休ませてあげようと思い調べてみると、どうやら炊飯器で8時間放置するだけで作れるということがわかりました!
以前鍋の前で8時間火の番をして作ったことがあったので、これは楽だなと思い早速作ってみました。

作った甘酒が絶品だったので紹介したいなと思い日記にしてみました。

「甘酒は好きだけど作るの面倒くさい・・・」と思っている方の参考になれば幸いです。

完成品

こんな感じになります。
市販品だと米粒は入っていないものもありますが、私はこういう粒があったほうが好きなのでこのまま飲みました。

また、この粒の甘みがとても好きで、食べ応えもあるのでできれば皆さんもこのまま飲んでほしいです。

材料

今回は基本に忠実な「米麹」と「水」だけという材料で作りました。
この作り方を「はや作り」といい、他にも炊いたご飯と麹を使う「かた作り」という方法や「うす作り」と言う方法もあるのですが、この「はや作り」が一番甘みが強い作り方らしいので今回はこちらで作ってみました。

米麹
300g
700ml

水の分量は、かなりの甘党さんは麹の2倍ml、もう少し薄くしたい方は麹の3倍mlなど、調整可能ですのでお好みの甘さを見つけてください。
私はこの分量でかなり甘いと思ったので、今後もこの分量を基本にしていきたいです。

道具

  • 炊飯器
  • 計量計
  • 温度計
  • サーモスタット(無くても可)

最後のサーモスタットというのは無くても作れます。
何をする機械かというと、甘酒は温度管理が大切なのですが、その温度管理を自動でしてくれる機械です。
あると便利なので用意できる方は用意しましょう。
(使い方は下記で説明します。)

手順

それでは作り方の説明をします。

まずは米麹を使う分量だけ図ります。

今回は300g使いました。

次にこの米麹を手でパラパラに砕きます。

物によってははじめから砕かれているものもありますので、もし自分が買った米麹がブロック状に固まっていた場合は砕いてあげましょう。

砕いたら鍋に700mlのお湯を入れて、約60度になるまで温めます。
このお湯の温度が重要なので、温度計で60度をきちんと測りながら温めてください。

炊飯器にお湯を入れて作業する間に少しさめて温度が下がるので、若干高めでも大丈夫です。

水が60度に温まったら、炊飯器に米麹と水700mlを入れます。

そうしたら炊飯器の蓋を閉じて保温モードにします。
※炊飯モードではなく保温モードなので注意してください。

これで準備は完了です。
後は定期的に水温を計ってあげて、水温が60度を越えないようにします。
もし温度が超えていた場合は一旦保温モードを解除したり、蓋を開けたりして冷ましてあげてください。

大体7時間から8時間様子を見て味見をし、甘くなっていたら完成です。



写真ではわかりにくいかもしれませんが、全体的にどろっとしていて、おかゆのような感じになっています。

粒々も、実際にはかなりやわらかいので飲む際に気になることはありません。

お店で買う甘酒より甘く、また、出来立ては温かくてより甘さを感じることができますので是非皆さんもお試しください。

サーモスタットについて

ここまでの中で、温度管理が面倒だな、と思う方もいると思います。

そこで「サーモスタット」の出番です。

サーモスタットは、温度計がついたセンサーで、機械の先についている温度計が指定の温度を超えたら、機会の電源を落とすという処理をしてくれます。

これを使うことによって、炊飯器の中の水の温度が60度を超えたら炊飯器の電源を落とすことができます。

また、60度を下回ったら通電を再開するという機能もついていますので、温度を一定に保つことができる便利な装置です。

使い方は簡単で、まず本体の設定で60度と設定します。

その後は温度計を炊飯器の中に入れます。

この状態は52度ですね。
温度が指定温度以下ならworkというランプがついているのがわかると思います。
このまま蓋を閉めました。

しばらくして温度が60度を越えると写真のようにworkの点灯が消えているのがわかると思います。
この状態だと炊飯器の電源は落ちています。

そしてまた温度が指定温度を下回るとworkの点灯がつき炊飯器が保温モードに回帰します。

これがあれば、夜寝るときに設定して朝起きたらおいしい甘酒が出来ています!

※炊飯器によっては、電源を落とした段階で保温モードが解除されている場合がありますので、事前にコンセントを抜き差しして保温モードが持続するか確認してください。

最後に

いかがでしたか?
意外と簡単に甘酒が作れることがわかって驚いた方もいるのではないでしょうか?

私も今まで甘酒を作るときは、鍋の前でずっと待機して作っていたので、なかなか作ることが億劫だったのですが、これなら気軽に作ることが出来そうです。

お店で買うと甘酒は高いので、これからこの方法で自作したいと思います。

甘さも、水の量で調節できるのが手作りの利点ですね!

それでは皆さんの甘酒ライフがうまくいくことをお祈りしております!
以上、甘酒日記でした。

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