最近ぬか漬けのことばっかりしか日記に書いていない気がしたので、今日は少し嗜好を変えた食べ物のお話です。
結局食べ物の話なのですが、ちょっと異色というか思い入れのある食べ物でしたので、楽しかったです。
今回は、私にとって思い入れのある「麹」を使った食べ物のお話です。
早速ですが皆さんは「麹」というものをご存知でしょうか?
最近テレビで「味噌」や「醤油」などの日本人にとって欠かすことのできない発酵食品が、健康番組で取り上げられることも増えてきていますが、これらの発酵食品に欠かすことができないものが何を隠そう麹なのです。
詳しいことは長くなるので省きますが、要はカビの一種で、このカビが大豆を発酵させることで味噌や醤油ができます。
そんな麹の魅力に憑りつかれ、麹の起源や作り方について研究したくらい興味があるのですが、それはまた別のお話で・・・
そんな麹の最も基本的な種類である「米麹」というものを、塩や醤油に漬けて発酵させる「塩麹」や「醤油麹」という、ある種の調味料が最近巷で話題なそうなので、これはぜひ作ってみたいと思い挑戦してみました。
なんでも、この塩麹や醤油麹に食べ物を漬け込むと、食べ物が熟成して今までに経験したことのない味わいがするとか。
そんなことを聞いたら涎が出てきてしまいます!
で、作り方を調べてみると案外簡単でしたので、ご紹介したいと思います。
- 用意するもの
- 米麹
- 醤油
- 保存容器
米麹と醤油はそれぞれ同じ分量を用意します。
例えば米麹300グラムなら醤油300ml300mlといった具合です。
今回私は200グラム、200mlをそれぞれ用意しました。
手順もとってもシンプルでした。
まずは分量を量ります。
麹を手でほぐして醤油と混ぜ合わせる
このくらいになったらいいと思います。
あとは容器に入れて常温で2週間保存します。
全体的にとろりとして、指で麹がつぶれるくらいの硬さになれば完成です。
1点だけ注意点なのですが、ぬか床と同じで1日1回かき混ぜる。この時空気を入れるようにすることです。
少し手間かもしれませんが、ちょっとかき混ぜるだけですので3分かかりません。
おいしい食卓のために3分使いましょう!
完成したら冷蔵庫で保存です。
と、ここまで紹介しましたが、私もまだ作り始めたばかりなので完成品を見ていません。
完成次第また味の報告などしますのでそれまで2週間お楽しみにしていてください!
以下、追記
と、いい感じで終わったのですが、翌日容器をのぞいてみたら、麹が醤油を完全に吸いきっていました。
さすがにこれでいいのかな?と調べてみたら、どうやら私が今回使った「生麹」という種類の麹の種類は少し手間がかかるみたいでした。
麹には乾燥させて長期保存ができるようにした「乾燥麹」と、長期保存ができない「生麹」という乾燥させていない麹があります。
今回私は生麹を使ったのですが、想像してほしいのですがカチカチに固まった物とスポンジのように柔らかい物、どちらが水を吸うでしょうか?
麹も同じで、生の状態のほうが醤油をたくさん吸ってしまうので次の日には追肥ならぬ追醤油してあげます。
量としては、昨日と同じ程度、または麹がひたひたに浸るくらいに入れてあげます。
昨日量を図った意味って・・・と思わなくもないですが、一般的にお店で売っているのは乾燥麹が多いと思いますのであまり気にしなくてもいいかなと思います。
一応、袋に書いてあるみたいなので買う前にどちらかを確認して、生麹の場合は2日目に醤油を追加することを忘れないようにしましょう。
1日一回混ぜますので、その時に明らかに醤油が少なくなっていたら追加する、程度でいいです。
2日目以降は基本的に追加しなくても大丈夫みたいです。
追記終わり
以上、麹日記でした。
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